年内の営業終了


2025年、國森モータース最後の納車は A40ファリーナ となりました。
今回の作業は車検整備に加え、キャブレターをウェーバーから SU 1 1/4 × 2基 へ変更。
しかし単純なコンバージョンでは済まず、アルミ削り出しによるワンオフ・インシュレーターの製作、配管レイアウトの再構築、アクセルペダル機構の加工など、想定以上に手を入れる内容となりました。
エンジンルームは、クラシックの佇まいを崩さぬよう整理しつつ、実走行での信頼性を最優先。
SUならではの扱いやすさと、現代交通環境に耐えるレスポンスを両立しています。


コクピットは配線をすべて引き直し、メーターパネルも新たに製作。
スイッチ類や追加メーター、MSDの配置も含め、まさに
「男の仕事場」そのものの空気感に仕上がりました。
点火系には MSD を採用。
マイナス6℃の朝でも一発始動、アイドリングは極めて安定し、カブリの気配も皆無。
都内のストップ&ゴーでも不安なくお乗りいただける仕様となっています。
見た目はラリーカーのような緊張感を纏いながら、
中身は「きちんと走り、きちんと止まり、きちんと始動する」――
日常で使えるクラシックカーとして仕上げることができました。
なお、2026年の仕事初めは1月4日を予定しております。
本年も多くのご縁とご信頼をいただき、誠にありがとうございました。
来年も一台一台に誠実に向き合い、國森モータースらしい仕事を積み重ねてまいります。
どうぞ良いお年をお迎えください。
そして2026年も、よろしくお願いいたします。