Kunimori Motors Co., Ltd.
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エンジン周りはダイナモから発電量が大きいオルタネーターに変更

点火はポイントレスデスビ&國森モータース製セミトラにMSDコイル

ブレーキにはサーボアシストを取り付け。

エンジンルーム、ましてや室内に取り付け何て事はせずノーマルなエンジンルームに拘りました。

ル・マンはナイトステージもあるので、テールランプだけでは後方からの視認性も悪い!速度差があるレーシングカーに追突される可能性があると考えスモールランプを追加。

現代の交通事情でも通じますよね。

って、そんなクラシックで丁度良いものは売っていないので製作。

同じワークスで数台レース出場する場合、特にナイトステージでは識別出来ません。

クーペ等ではルーフに取り付けられる事もある識別灯。

今回はフェンダーに取り付け。電球はボディーカラーのブルーにペイント

コレはスポットランプと連動して光るように配線。スポットランプのパイロットランプ的な要素を含ませてみました。

実は車高もイジッテマス。

低くしがちな車高ですが、低くし過ぎず。高くなりすぎず。絶妙な車高に調整しました。

実はコレが一番気を使ったかもしれません

以上、MG-Aモディファイのディテールでした。

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完成したMG-Aのディテールをアップしたいと思います。

MG-A Le Mans Specを製作する時、完璧なレプリカを製作しようとはしませんでした。

完璧なレプリカは既に存在していますし、そもそもツマラナイと思ったからです。

例えば、当時のメカニックやボディー製作スタッフにイタリア車バルケッタに憧れてる奴がいたら?どう作る?とか。

自分が1955年のル・マンに出場するMG-Aの製作を任されたら?とか。

何処にもないLBL301を製作しました。

ではディテールをご覧ください。

フロントグリルは格子を抜き、スポットランプを追加。

アイアンバンパーを取り外しセブリングタイプバランスパネルに交換。

ボンネットストラップはベンズレザーでオーダーメード製作

フロントスクリーンはノーマルを取り外しヒーレー100S用を加工して取り付け。

ワイヤーホイールはル・マンに出場したLBL 301と同じスペック。フルポリッシュアルミリム。英国のTurrino Wheelでオーダーメード製作。タイヤはDUNLOP CR65 500L-15をチョイス。

マフラーはサイド出しで製作。ヒーレー100S用を使用。さりげなく目立ち過ぎない様にしました。

4ポイントシートベルトはボディーカラーに合わせてオーダー。クラシックなレバータイプバックルをチョイス。

ヘッドカウリングは弊社にてアルミ叩き出し製作。ヘッドレストはレザーでオーダーメード。

ヘッドカウリングは可動式。固定する為のレザーベルトはボンネットストラップと同様、ベンズレザーでオーダーメード製作。

どうですか?ここまでは普通?のモディファイでしたかね。

まだまだ拘りのディテールはありますが、また次回。

ウッドシール

内燃機屋さんからクランク、ブロック等加工が終わって帰ってきたので組立開始。

このタイプのトライアンフエンジンはエンジンのオイルシールにウッドを使っています。

今でも新品のガスケットセットには木っ端が同封。知らない人は何コレ?ゴミ?って捨てちゃいそう。

しかもこのままでは使用出来ません。シールの形に削らなければなりません。

ゴミや埃を嫌うエンジン組立とは思えない作業でしょ?

ゴミ入らない様に工場の端に行って木っ端をカッターで削り、サンディングしてはエンジンに当てて形を製作。

エンジン組立のお楽しみと言えばバルブタイミング合わせ。

特にチューニングエンジンでもないのに合いマークで合わせりゃイイでしょ?

なんて声も聞こえて来そうてすが、ここがエンジンの肝。メカニックのお楽しみでしょう。

今回、タイミングチェーン、クランク、カムギアとテンショナーも新品に交換。

そこ迄神経質になりませんでしたが、再使用の場合は各部分がかなり減っているので注意が必要です。

バルブタイミング3回合わせてマニュアル通り。カムギアがスライドならチョッと遊びたかったのですが・・・

お楽しみも終わり!ペイントして完了。

パッと乗っけましょ。

さよならストロンバーグ

あっちを作業したり、こっち作業したり。

今日はオートチョークが壊れ、キャブセッティングがイマイチなストロンバーグキャブレターからSUキャブにコンバート。

MG-BのストロンバーグからSUのコンバートキットってあるんですがとても高価。

今回は中古のHS6を入手し弊社でO/H

キャブ本体はウェットブラストで綺麗にし、中身の部品も交換。

キレイになって気持ちいい!

早速車体に取り付け、リンケージ、ワイヤー周りの加工をしてエンジン始動。

1発始動、アイドリング安定。シングルSUで燃費も良いかもしれません。