Kunimori Motors Co., Ltd.
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危険な加工

クラッチトラブルで先日お預かりした948ccヒーレースプライト。

月末のイベントに乗りたい!っという事。

今までの経験では、部品が揃っていれば1.5日掛からないで終わるクラッチ交換作業。

しかし、何もないなんて事は無いのがクラシックカーメンテ。

メンテナンスのお見積を製作、オーナー様から作業進めて下さいとご連絡頂いたので早速エンジン降ろすと・・・

あれ?新しい?でもクラッチカバーにあるはずの物がない。

クラッチベアリングとクラッチカバーの部品が一体化!

うーん。恐らく最近ありがちなクラッチベアリングのカーボン部分が砕けて、カバーと一体化したのだろう。

っと思いましたが。

車をお預かりした時にオーナー様がクラッチが滑る。っと仰っていたのが引っ掛かってました。

この状態になるとクラッチスリーブシリンダーの移動量を越え、シリンダーピストンが飛び出しクラッチオイルが漏れてクラッチペダルスカスカ。クラッチ切れないっというのが通常。

クラッチスリーブは抜けてないのを確認。

なんとなくクラッチフォークを動かすとフォークのストローク位置がおかしい。

プッシュロッドを外してみると、延長加工されてました。

恐らくこの加工が原因でしょう。

クラッチの切れが悪い→切れを良くするためにロッド延長→クラッチ踏んでいなくてもクラッチ切れていてエンジン回転上げるとクラッチ滑り→ずーっとベアリングはクラッチカバーに当たっているのでベアリングは耐えられなくなりバラバラに。

最近、部品のクオリティーが下がったとはいえキチンとメンテナンスされていなかったら、どんな部品でも壊れてしまいますよねぇ。

エンジン降ろした時にしか出来ないエンジン清掃、エンジンリペイントもやっておきましょう!

ジュリエッタ・スプリント作業開始

ロータスヨーロッパがリフトから降りたのでお次はアルファロメオ・ジュリア・スプリント。

部品も揃ったので作業開始。

ラジエーターはオーバーホール。の予定でしたが、あまりにも状態が悪く再使用出来なかったのでオリジナルに近い形でワンオフ製作。

素晴らしいクオリティで仕上がってきました。

当然フィッティングも完璧。

信頼出来る職人さんに感謝です。

ツーバレル・シングルウェーバーのダウンドラフト。キャブセッティングしようとしたんですが、スローが効かない??詰まってるのかな。

パパッと外しウエットブラスト掛けてO/H。ジェットの詰まりもとれて綺麗で気持ちいい!

長い時を経て

半年前にお預かりしたロータスヨーロッパ。

5年位放置されていた個体なので、すっかり自分が車だったことを忘れていました。

足まりから水回り、電気まりと整備。最後に燃料系統を整備。

特にキャブレターは固着したりゴミが詰まっていたりとナカナカの状態。

洗浄後、ウエットブラストを掛けてピカピカ。

アールズのフィッティングはそのまま再使用しましたがメッシュホースはもちろん交換。

キャブを取り付け、ガソリンを入れると!

あっさり始動。ウェーバーの同調合わせて、水まわりのエア抜き。

もう少し作業あるけど、そろそろ車検にいけるかな。

出来る事から少しずつ

今の國森モータースは英国車だけでなくアルファロメオやメルセデス、ワーゲン、ボルボとイロイロな車種をメンテナンス。

イギリス、ヨーロッパ、アメリカ等からパーツを仕入れています。

ここ1ヶ月ほど部品が届かない物が多数。

かといって作業していない訳ではありません。

出来るところから少しずつ。あっちを作業、こっちを作業。