Kunimori Motors Co., Ltd.
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スッキリ

ヒーレーシルバーストーンの配線引き直し作業

なかなか時間掛かりましたが無事完了

写真を見ても何が?最初からこんなもんじゃないの?って感じですがここまで配線をスッキリさせるのはナカナカの作業量です

今までメインヒューズボックスが無くラインヒューズやリレーがいたるところに存在

メンテナンスしやすい様にエンジンルーム側バルクヘッドにヒューズ&リレーボックス取り付けました

それに伴いスターターモーターに取り付けられていたリレーをヒューズボックス隣に移設

これでメンテナンス時のエンジンスタートも楽になります

また、グリル内の配線は何でこんなに配線あるの?という状態だったのがフレームに収まってスッキリ

アースをしっかり取り、全てのコネクターを半田付け、コネクターカシメ不良を無くす事で電気の流に無駄を無くします

ライトの光量もリレーを入れなくても十分な明るさになりました

そして重大な事案として、この個体はエンジンが温まり電動ファンが作動するとランオン(メインキーをオフにしてもエンジンが直ぐに止まらない現象)が起こる事が頻繁でした

恐らく電動ファン作動時、メイン電源を落としても電動ファンが直ぐに止まらない為にモーターが発電機になり

エンジンが作動する分の電力を供給している時間(5秒弱位)だけランオンしているのだろうと考察

先ずは点火系統をメインハーネスから切り離し独立させます

クラシックカーラリー出場車両ということもありMSD化は必項

MSDにする事で割りと簡単に?独立配線解決出来ます

次に電動ファン電源配線をシステム化された電動ファンコントロールユニットに交換

さて、エンジンスタートまでもう少し

マルチスパークの波形見るのが楽しみですね

涙が止まりません

ラリードライバー篠塚建次郎さんがご逝去されたというニュースを聞き驚きました

ラフェスタ・ミッレミリア、ラフェスタ・プリマベーラにシルバーストーンで出場される時は私がメンテナンスしてました

篠塚さんとはもう10年以上のお付き合いで、私が東京から茅野市に工場出した時には篠塚さんのペンションから近いこともあり何度か遊びに来て頂きました

シルバーストーンの配線引き直しをして、その年のラフェスタ中ノントラブルでゴールした時に篠塚さんから『クニちゃん~良い車に仕上げたなぁ~』とお褒め頂いたのを思いだします

篠塚さん

シルバーストーンの準備出来てますよ!

今まで本当にありがとうございました

心よりご冥福をお祈りいたします

配線交換開始

ヒーレーシルバーストーンの配線交換?引き直し?の作業着開始

その前に現状をノートにメモしたり写真に撮ったりします

メインキー裏の配線はごちゃごちゃ

イグニッション端子にはタコ足だけに8本の配線が!?

よくこれだけ配線入れましたねぇ

その他の配線チェックすると、やっぱり溶けてる配線あります

ヒューズボックスが付いてないのでオーバーロードしたら燃えますよ

さて、現状把握したのでパパッと配線を引き剥がしていきましょう

小一時間で配線剥がし完了

良く解らない配線が沢山・・・

毎週500キロ

ラフェスタミッレミリアが終わってから作業を待っていただいていた車両の引き取りラッシュ

引き取り、車検、納車で毎週500キロ~1000キロ走ってます

その間に?作業

ヒーレーシルバーストーンのシフトがバックギアにセレクト出来ないというトラブル

トランスミッション上側からのアクセスで直れば良いなぁとアレヤコレヤトラブルシュートしていましたが簡単には終わらせてくれない様です

ミッション降ろしてベンチに載せ腰を据えてやりますか!