ウッドシール
内燃機屋さんからクランク、ブロック等加工が終わって帰ってきたので組立開始。
このタイプのトライアンフエンジンはエンジンのオイルシールにウッドを使っています。
今でも新品のガスケットセットには木っ端が同封。知らない人は何コレ?ゴミ?って捨てちゃいそう。
しかもこのままでは使用出来ません。シールの形に削らなければなりません。
ゴミや埃を嫌うエンジン組立とは思えない作業でしょ?
ゴミ入らない様に工場の端に行って木っ端をカッターで削り、サンディングしてはエンジンに当てて形を製作。
エンジン組立のお楽しみと言えばバルブタイミング合わせ。
特にチューニングエンジンでもないのに合いマークで合わせりゃイイでしょ?
なんて声も聞こえて来そうてすが、ここがエンジンの肝。メカニックのお楽しみでしょう。
今回、タイミングチェーン、クランク、カムギアとテンショナーも新品に交換。
そこ迄神経質になりませんでしたが、再使用の場合は各部分がかなり減っているので注意が必要です。
バルブタイミング3回合わせてマニュアル通り。カムギアがスライドならチョッと遊びたかったのですが・・・
お楽しみも終わり!ペイントして完了。
パッと乗っけましょ。