Kunimori Motors Co., Ltd.
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見つけちゃった

ただいま、ジェンセン・ヒーレーの足回りを分解し、ショックアブソーバーとスプリング一式をTEINさんにてEDFC5化出来るか等を測定していただいております。

同時進行で、プロペラシャフトのオーバーホールや各部オイル交換など、できる作業から順次進めております。

そんな中、ちょっと厄介な排気漏れを発見しました。

場所が悪く、簡単に溶接で済ませられるようなところではなさそうです。
さらに、クラックの進行具合もなかなかのもの…。

さて、どうしたものか──。

まずはフロントサスペンションから

大変お待たせいたしました。ジェンセンヒーレー、ついに本格的な作業に入りました。今回はブレーキ系統とサスペンションのリフレッシュから着手です。

まずはフロントサスペンションを丸ごと分解。ショック、アッパーアーム、ロアアーム、スプリング、ナックル、ハブなど、主要パーツをすべて取り外しました。
下の写真は、取り外した部品たち。古いグリースでギトギトになっており、これから一本一本丁寧に洗浄していきます。





状態を確認したところ、アーム類にはかなりの錆が見られました。洗浄後の状態を見て判断しますが、必要であればサンドブラスト処理&パウダーコート仕上げも視野に入れています。仕上がりの美しさだけでなく、耐久性の向上も図ります。

そしてこちらは、足回りが取り外されスッキリとしたフロントサイドの様子。





長年の汚れが溜まっており、こちらも順次クリーニングと補修を進めていきます。配管類やブレーキホースの状態もチェックし、必要に応じて交換予定です。

今後も工程ごとに進捗をご報告いたしますので、引き続きお楽しみに!

ラ・フェスタ・プリマベラ終了後の近況と作業再開について

ラ・フェスタ・プリマベラが終わってからというもの、押していた仕事に追われる日々が続き、ついに疲れがどっと出てしまい、ダウンしておりました。

ようやく今日から、無理のない範囲で仕事を再開いたします。

先日、発注していた ロータス・ヨーロッパ用の配線一式(画像左)と、FIAT 1100TV用の配線およびハイトルクスターター(画像右、Powerlite製)が無事届きました。



古い車両では、経年劣化で硬化した配線や、無計画に増設された配線によって、接触不良やショートが頻発することがあります。最悪の場合、車両火災に至る危険性も否定できません。

こうしたリスクを回避するため、ハーネス交換は非常に重要なメンテナンスのひとつです。新品のハーネスは決して安くはありませんが、費用対効果は非常に高く、安全性と信頼性の向上につながります。
クラシックカーを長く楽しむためには、必ず実施すべき整備項目だと考えています。
特にクラシックカーラリーイベントに出場する車両においては、安全確保のためにも必須のメンテナンスと言えるでしょう。

ただしその前に、現在工場に入庫中の ジェンセン・ヒーレー と ミジェット1500 の作業を優先して進めてまいります。

今後の整備状況も引き続きブログでご報告していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ラフェスタプリマベラサポート準備完了

明日からラリーイベント「ラ・フェスタ・プリマベラ」が開催されます!

弊社は、サポートメカニックとして今年も帯同します。今回のメインサポート車両は3台体制。各種工具やパーツ、必要な装備をしっかり積み込み、準備は万端……のはずですが、忘れ物がないか最後までドキドキしますね。

イベント期間中は、参加車両が無事に完走できるよう、メカニック一同全力でサポートしていきます!

工場内をスッキリ清掃

今日は朝から、イベント参加車両が出たタイミングで工場内の掃除&車両の入れ替えをしました。

来週は車検作業が入っていて、週末からはいよいよ「ラフェスタ プリマベーラ」がスタートするので、一般整備作業は一時ストップ。でもその前に、しっかりとセットアップを進めてます!