Kunimori Motors Co., Ltd.
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ラフェスタミッレミリア2日目

ラフェスタミッレミリア2日目は約400キロ!?と超ロングステージ。

間違いなくゴール時間は真っ暗。トラブルが無いことを祈りつつお見送り。

みんな元気にスタート!

ホッとしてルートブック確認して走り出すメインサポートのTRIUMPHから入電。

エンジンのフケが悪い。アイドリングが高なくなったとの事。

現場に行って点検。特に問題なさそうだなぁ。

昨晩SUキャブレターをバラして清掃、ジェットの高さ同調も点検したし。

そんなこと考えても仕方がない。その場でミクスチャー調整、アイドリング調整。

フケも問題なし、アイドリングも問題なし。

競技に復帰したTRIUMPHを見送り、工具片付けてワタクシも復帰。

すると入電。

また同じ症状になったっと思うと突然復帰?!

そのままランチポイントまで走って頂いて、ランチ時間にイグニッションアナライザーで点火状態をチェック。

失火している感じも点火時間、ピーク電圧も問題なし。

ただなんとなく気になったのは

点火回数。

MSDはアイドリング回転付近では1回の点火で6~7回火花が飛ぶんですがオシロスコープでみると4回~5回。

ただ、それだけ飛んでいれば通常問題無いはず。

プラグ交換して午後の競技にトライしてもらいましょう。

午後スタートすると問題無いはずのTRIUMPHから直ぐにアイドリングが下がらない!?と入電。

おかしい。アタマをぐるぐるさせながら現場へ。

競技時間が迫っているのでアイドリング調整のみ。TRIUMPHの直ぐ後から追走するので安心して下さい。とオーナーにお話して再スタート。

その後はオーナーも安心して走っている様子。

するともう一台のメインサポートJAGUAR XK120からカブって走れない!と入電。

現場に急行!プラグ外すと真っ黒。PC競技があるので急いでプラグ交換。

何事も無かった様にJAGUARは競技復帰。おそらくキャブのフロートが引っ掛かり油面が上がりミクスチャーが濃くなったという感じでしょう。

2日目ゴールは日光。18時過ぎると暗くなってきたなぁ。他の車達は無事に走っているかなと思っていると先日配線交換したTRIUMPH TR-3から入電。

走っていたら突然エンジン停止。ライトも何もつかない!という状態。どうやら発電していないらしい。

配線交換時に一緒に交換したオルタネーターがパンク?!したか?

止まった所を聞くと私の遥か後ろ。

急いでオンルートを戻り現場へ。

車両チェックすると確かにバッテリー空っぽ。現場は山道で意外と車の通りがある場所。ここでメンテナンスは無理がある。とは言えリタイアは避けたい。

こんなことがあろうかと予備のバッテリーに交換。ゴール迄は50キロ位だから例え発電していなくてもたどり着けるでしょう。

ゴールしてから原因をチェックしますからとオーナーに伝え復帰。

その後みんな無事に2日目ゴール

さて、ゴールしてからが我々の時間。

先ずは3台のTRIUMPHチェック。簡単に終わりそうな黒のTR-3をチェック。エンジンオイル補充、水の点検、プラグチェックで終了。

メインサポートのTRIUMPH TR-2はもう一度キャブレターの点検。特に問題なさそう。ここで大きくセッティングを変えるとハマる可能性あるのでずのままにした方がよいでしょう。

問題は発電しなくなったTR-3。

これは腰を据えて点検しないと解決しないだろうなぁ。と腹を決めて作業開始。

先ずはチャージランプの確認!?

あら?チャージランプ点灯しない??

当然、オルタネーターにもIG電源来てないからエンジン掛かっても発電せず。

まさかチャージランプ球切れた?と球確認も切れてない。原因は球とソケットの接触不良かっ!!取り付け直しメインキーオン。

無事にチャージランプ点灯、エンジン始動すると充電開始してチャージランプ消灯。

ふぅー。大事じゃなくて良かった。

さて、ガソリンタンクからガソリン漏れてたシルバーストーンはどうなったかというと。多少滲んでる程度。新たに石鹸を塗りこんで終わり。

ギリギリ24時前に作業終了~。

Arrival

入荷情報

英国より無事に届いたJAGUAR E-TYPE Sr-1

英国ジャガークラブでも有名な個体だったそうです。

オーナーは数年前に1000万円以上掛けてフルリストアしただけあり下回りまでピカピカ。

今まで見たE-TYPEの中で最も綺麗な仕上げだと思います。

ご興味のあるお客様、お問い合わせ下さい。

絶望的な状況でも。

ラフェスタ1日目夜のメンテナンスが一通り終わり、後はヒーレーシルバーストーンの点検するかな。

近寄ると何か漏れてる!

触って臭い嗅ぐとガソリン!

何々!?っと下覗くとボタボタとタンク付近から漏れているのを確認。

場所を明るい所に移し、室内とガソリンタンクの隔壁を外してみると

絶望的にガソリンが染み出しているイヤ、湧き出ている!?何処から漏れてる?ウエスで拭きながらクラックを探す。

幸いにもアクセスしやすい部分。溶接の際からクラックが入っていた模様。

対ガソリンガスケットを塗るも湧き出てくるガソリンが多くて液体ガスケットじゃ止められない。

どーする。

危険なのでリタイヤの文字も頭に浮かんだ時

すると仲間のメカニックが一言。『石鹸で止まるって聞いたことありますけど都市伝説ですよねw』

そうだ。20才の頃スプライトに乗っていたとき確かに石鹸でガソリン漏れ止めたイヤ、止まった記憶が甦り。それだ!

よほどワタクシの顔がマジだったのだろう。

仲間のメカニックが麓のコンビニ迄車を走らせて固形石鹸を買ってきてくれた!

直ぐに石鹸をクラックに擦りつけパテのように盛っていくと。

嘘のように漏れが止まった!?

都市伝説でも科学の力でも何でもイイ。

漏れが止まってよかった。

一足お先に

今日は蓼科バラクライングリッシュガーデンでアフタヌーンティーを頂きながらサボタージュ。

エイボン川沿いの町カッスルクームを思い出しながらアップルパイとティーでリラックス。

なーんて。実はバラクライングリッシュガーデン収穫祭イベントの打ち合わせ。

なかなか大きなイベントのなで楽しみです!