Kunimori Motors Co., Ltd.
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2026Tipoニューイヤーミーティング

https://www.tipo-mag.com/tipo2026meeting

https://www.tipo-mag.com/tipo2026meeting10

2026年のTipoニューイヤーミーティング曽我では、世界初の試みとなる仕様のロータスヨーロッパを展示します。
この車両に搭載されているのは、四輪用に仕立てられた**ヨシムラ TMRキャブレター**と、電子制御によって足まわりの表情を自在に変える TEIN EDFC5。クラシック・ミッドシップに、現代の技術をどう融合させるか。その答えを、実車という形で提示します。

ヨシムラTMRキャブレターには、ヨシムラ独自の**マルチプルジェットノズル(MJN)**を組み込んでいます。MJNが生み出す極めて微細な燃料粒子は、吸気流に自然に溶け込み、燃焼室へと均一に導かれます。その結果、アクセル操作に対する反応は驚くほど素直で、ドライバーの意思に遅れや違和感なく順応。踏み始めから加速域までのつながりは滑らかで、唐突さのないままスムーズな加速状態へと移行していきます。

高回転まで鋭く吹け上がるエンジンと、路面状況に応じて瞬時に性格を変えるEDFC5の足まわり。単なるスペック競争ではなく、「実際に走らせて気持ちいいか」「長距離でも安心して踏めるか」という視点で作り込んだロータスヨーロッパです。

クラシックカーの可能性は、まだまだ広がる。
その一つの到達点を、ぜひ会場でご覧ください。
Tipoニューイヤーミーティング曽我 にて、皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。

久々の趣味との出会い

英国車を修理すること以外、これといった趣味がなかった私に、久々に「これは面白い」と思える時間が戻ってきました。
といっても、まったく新しいものではなく、子どもの頃に夢中になっていた電子工作の延長線上にある趣味です。

思い返せば、小中学生の頃はMSXでゲームを作り、雑誌を見ながら見よう見まねでプログラムを書いていました。
当時はC言語という言葉すらよく分からず、ただ「動いた」「動かない」で一喜一憂していた記憶があります。
今になって、そのC言語を改めて学び直すことになるとは思ってもみませんでした。


ESP32をPCにつなぎ、Arduino IDEでコードを書いて書き込めば一瞬で動く。
エラーが出ても、どこが悪いのかを比較的分かりやすく教えてくれる。
分からないことがあればネットを調べれば情報はいくらでも出てきますし、最近ではAIにも大いに助けられています。

英国車の修理も、突き詰めれば「仕組みを理解し、原因を探り、直す」という点では同じですが、
マイコンやプログラムはまた違った頭の使い方があって新鮮です。
試して、失敗して、原因を考えて、もう一度やる。その繰り返しがとにかく楽しい。

仕事の合間に少しずつ触りながら、これは長く楽しめそうな趣味になりそうだと感じています。
英国車と同じように、焦らず、じっくり付き合っていきたいと思います。

パワステインストール

正月初めの作業はJAGUAR E-TYPEにパワーステアリングを取り付け。


ジャガーEタイプは、誰が見ても「美しい」と感じる特別なクルマです。その一方で、運転してみると少しクセがあるのも事実です。特にハンドル操作は、都市部の駐車場や低速での走行時に力が必要で、慣れていない方や街中を走る機会が多い方にとっては負担に感じる場面もあります。

今回行ったのは、その負担を減らすためのパワーステアリング化です。目的は、最新のクルマのように軽くすることではありません。Eタイプらしい運転感覚や雰囲気を残したまま、「少しだけ楽にする」ことを大切にしました。

動画では、まずパワステが効いてない状態からパワステを効かせ停まった状態でもスムーズにハンドルが回る様子をご覧いただけます。力を入れなくても自然に操作できるため、駐車や切り返しがとても楽になります。一方で、走り出すとハンドルが軽くなりすぎることはなく、クルマを操っている感覚はしっかり残っています。

クラシックカーは、決して特別な日にだけ乗るものではありません。こうした工夫を重ねることで、日常のショッピング、ドライブやツーリングでも、もっと気軽に楽しめる存在になります。美しさはそのままに、扱いやすさを少しだけ現代に近づける。今回の作業は、そんな考え方から生まれた一例です。

ハンドルを握った瞬間に、「あ、違う」と感じてもらえる。
その変化を、ぜひ動画でも見ていただければと思います。