安心に繋がる整備


ボンネットを支えるバーの受けゴム――普段は誰も気に留めない小さな部品です。
けれども、このゴムが硬化して力を失えば、走行中にバーが外れ、エンジンルームの配線に触れてショートを起こす危険がある。たったこれだけの部品が、大きなトラブルのきっかけになるのです。
実際に交換してみると、長年の熱でカチカチに固まった古いゴムと、新しく柔軟なゴムとの違いは一目瞭然でした。普段はほとんど交換されない部品ですが、こうした「小さな予防整備」こそが、安心して走るための大切な積み重ねだと改めて感じます。
クラシックカーを守る整備は「壊れてから直す」のではなく「壊れる前に手を打つ」こと。小さなゴムひとつの交換が、大きな安心に繋がるのです。



