TR-2 LONG DOOR
弊社で前回車検整備したTR-2 Long Door
今回の車検点検整備は特に壊れている箇所は無し
SUキャブレターの調整もバッチリで車検も1発合格
極寒でも直ぐに掛かるし本当に良い個体
また2年後
お待たせ致しました、TR-2 Long Door納車致します
弊社で前回車検整備したTR-2 Long Door
今回の車検点検整備は特に壊れている箇所は無し
SUキャブレターの調整もバッチリで車検も1発合格
極寒でも直ぐに掛かるし本当に良い個体
また2年後
お待たせ致しました、TR-2 Long Door納車致します
Triumph TR2~TR3までブレーキ&クラッチシステムはガーリングとロッキード2種類
一概にどちらが良いというのはありませんが、トライアンフあるあるのヤヤコシイ部品違いがあります
ちなみにメンテナンス中のTR-2はロッキードシステム。これはカニ目やMG-Aと同じ部品を使用してます。
ブレーキ&クラッチメンテナンス終盤のTR-3Aはガーリングシステム
ロッキードシステムに比べて部品点数も多くチョット作業が多いです
さて、そのガーリングブレーキシステムで厄介?なトラブルを起こすパーツ
ミジェットスパナが引っ掛かってるパーツです
部品名リストラクターバルブ
パニックブレーキなど油圧が掛かりすぎた時に油圧を一時的に制御するバルブ
一般的にはプロポーショニングバルブ?機械式ブレーキアンチロックバルブ?
ブレーキ踏んだ途端このバルブが突然壊れると中途半端に暫くブレーキが掛かりっぱなしになります
このバルブの説明したと言うことは・・・
ハイ・・・ブレーキマスター交換して踏んだ途端に壊れました
この部品は昔からサプライ無いので中身を抜いてキャンセルするのが吉
ササッと終わらせましょう!
昨年オーストラリアから入庫したTRIUMPH TR2の国内登録の為の整備開始
先ずはブレーキ周りから
フロントブレーキドラムを外し何となくフロントハブを回すと異常な重さ
センターナット締めすぎですね
チョット緩めておしまい!何て事は出来ません
ハブを取り外し、ハブベアリングを見るとグリスが固まってるしベアリングにはグリスがしっかり入ってない
洗油台でしっかり洗浄し、オメガのグリスをたっぷりグリスパッカーで圧入
当然同じ様に逆側のハブにもグリス切れが起きている可能性があるので、左右共に作業します
4つあるフロントブレーキホイールシリンダーの3つ固着、1つは漏れを確認
ブレーキホースは裂けていつブレーキフルードが吹き出してもおかしくない状況
リアブレーキホイールシリンダーもガッツり漏れてます
各ホイールシリンダーにホースとブレーキシュー交換しましょう
?あれ?漏れてる割にはブレーキパイプ外してもブレーキフルード漏れてこない
これはブレーキパイプ詰まってる可能性ありますね
心配なので全てのブレーキパイプを製作します!
年末に発注しておいたTRIUMPH TR-2~TR-3A用
ブリティッシュイエガー油圧計、燃料計とルーカスアンメーターが届きました
文字盤も大事ですが、コンベックスガラスのメーターじゃないとトライアンフはしっくりこない
今は新品で手に入るので助かりますね
早くメンテナンス中のTR-2にインストールしたいな