Kunimori Motors Co., Ltd.
検索:
detail-02

エンジン周りはダイナモから発電量が大きいオルタネーターに変更

点火はポイントレスデスビ&國森モータース製セミトラにMSDコイル

ブレーキにはサーボアシストを取り付け。

エンジンルーム、ましてや室内に取り付け何て事はせずノーマルなエンジンルームに拘りました。

ル・マンはナイトステージもあるので、テールランプだけでは後方からの視認性も悪い!速度差があるレーシングカーに追突される可能性があると考えスモールランプを追加。

現代の交通事情でも通じますよね。

って、そんなクラシックで丁度良いものは売っていないので製作。

同じワークスで数台レース出場する場合、特にナイトステージでは識別出来ません。

クーペ等ではルーフに取り付けられる事もある識別灯。

今回はフェンダーに取り付け。電球はボディーカラーのブルーにペイント

コレはスポットランプと連動して光るように配線。スポットランプのパイロットランプ的な要素を含ませてみました。

実は車高もイジッテマス。

低くしがちな車高ですが、低くし過ぎず。高くなりすぎず。絶妙な車高に調整しました。

実はコレが一番気を使ったかもしれません

以上、MG-Aモディファイのディテールでした。

detail

完成したMG-Aのディテールをアップしたいと思います。

MG-A Le Mans Specを製作する時、完璧なレプリカを製作しようとはしませんでした。

完璧なレプリカは既に存在していますし、そもそもツマラナイと思ったからです。

例えば、当時のメカニックやボディー製作スタッフにイタリア車バルケッタに憧れてる奴がいたら?どう作る?とか。

自分が1955年のル・マンに出場するMG-Aの製作を任されたら?とか。

何処にもないLBL301を製作しました。

ではディテールをご覧ください。

フロントグリルは格子を抜き、スポットランプを追加。

アイアンバンパーを取り外しセブリングタイプバランスパネルに交換。

ボンネットストラップはベンズレザーでオーダーメード製作

フロントスクリーンはノーマルを取り外しヒーレー100S用を加工して取り付け。

ワイヤーホイールはル・マンに出場したLBL 301と同じスペック。フルポリッシュアルミリム。英国のTurrino Wheelでオーダーメード製作。タイヤはDUNLOP CR65 500L-15をチョイス。

マフラーはサイド出しで製作。ヒーレー100S用を使用。さりげなく目立ち過ぎない様にしました。

4ポイントシートベルトはボディーカラーに合わせてオーダー。クラシックなレバータイプバックルをチョイス。

ヘッドカウリングは弊社にてアルミ叩き出し製作。ヘッドレストはレザーでオーダーメード。

ヘッドカウリングは可動式。固定する為のレザーベルトはボンネットストラップと同様、ベンズレザーでオーダーメード製作。

どうですか?ここまでは普通?のモディファイでしたかね。

まだまだ拘りのディテールはありますが、また次回。