Kunimori Motors Co., Ltd.
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ローギア遠い問題

TR-2,3はローギアが若干遠くメインキー配線に近いため手が配線に当たって思わぬショートがあったりします

今回、ローギア遠いのを対策して欲しいとのオーダー

たまたま?弊社にはTR6のミッションがあったのでシフトレバーを取り外し比べてみると

レバーが真っ直ぐなTR3に対してTR6は手前に曲がりしかも長い

このまま取り付けてもシフトストロークが長くなりメーターパネルに手が当たる可能性大

しかも若干シフトレバーの取り付け方が違うのでミッション側を加工しないと取り付けできません

いやはやスンナリいきませんねぇ

9月末のラフェスタミッレミリアに間に合うのか!?

イベント開催迄あと3週間…

タイミングライト問題

今までデジタルタイミングライトを使っていました

デジタルタイミングライトが壊れた訳ではないのですが、MSDマルチスパークを取り付けて点火タイミングをセットアップする時に誤作動起こす事が度々

弊社はMSD取り付けやMSD取り付けた車両のメンテナンスも多い為、MSD専用タイミングライトを導入

流石専用のタイミングライトだけあってバッチリ点火タイミング把握出来ます

リミット

車検整備中のTRIUMPH TR-4A

クラッチマスターシリンダーの漏れを確認したのでクラッチマスターシリンダー、クラッチスリーブシリンダー、クラッチホースと全部交換

マスターだけ漏れてたのならマスターだけ交換すれば良いじゃない?って思った方もいるかもしれません

弊社で初めてメンテナンスする個体はメンテナンスのゼロポイントを作るため交換可能なパーツは可能な限り交換します

中古部品などまだ使えるからと交換すればその時は安く納品できますが、数ヶ月後にまた交換となればオーナーに大きな負担を掛ける事になりますから

さて、クラッチマスターを交換しようとクレビスピンを外そうとするも外れない

ガチャガチャプライヤーで外すとビックリ

クラッチペダルとクレビスピンがすり減り形が変わってる

クラッチペダルなどあと少しで崩壊してクラッチ踏めない事になってました

大変な事態になってしまいましたが、ブレーキクラッチペダルボックスアッセンブルで取り外し溶接修理します

オリジナル穴以上に広がった部分をカットし鉄板を溶接

その後リューターで形を整えペイント

これでまた10年安心してお乗りいただけます

さてお次は・・・

開先とってよ

作業中のTRIUMPH TR3

アクセルペダルとブレーキペダルの高さ合わせしてたら

大した力入れてないのにアクセルペダルがヌルっとした感触

アクセルペダルリンク折れた・・・

オリジナルは1本物

このリンクは何やらカクカクしてるから作ったようですねぇ

溶接もちゃんと開先取ってないから中まで溶接溶け込んでない

昔は新品部品が出なかったので溶接修理しましたが、ここは新品にしたいところです

イギリスに直ぐ発注します!

が、納車に間に合わないことも考えて修理もしておこう・・・