3日目夜
何事も無く終わらないのがラフェスタサポートメカニックのナイトステージ
メインサポートのTR-2ではありませんが、ヘッドガスケットが抜けてしまった車両修理
色々なトラブルに備えているのがクラシックラリーメカニック
もちろんTR-2ローポート用ヘッドガスケットを用意してありました
サポートしている車両メンテナンスが終わったメカニック達が皆で力を合わせてTRIUMPH TR-2のエンジンをバラし、ヘッドガスケット交換
ナンと2時間で終了
オーナーに試運転してもらい問題無さそうなので最終日走ってもらう事に!
最終日も300キロ弱の行程何事も無くスタートしたエントラント達
すると・・・スタート30分経った京都嵐山付近で私の電話に入電
黒のTR-3が段差でマフラー落としエンジン不調らしいが、まだ走行可能とのこと
この後PC競技もあるので走れるなら競技が終り安全な場所でメンテナンスしましょうと提案し電話を切って直ぐ入電
今度はメインサポートFIAT 1200 SPIDERのシフトがクタクタになりギアチェンジが出来ない!と言うトラブル
嵐山の道も細く危険な場所なので、とりあえず何処かのギアに入らないか確認すると・・
ナンと1速に入った!?
何とかTR-3との合流地点まで来て下さいと伝え終わると
目の前に白いTR-2が止まってる
症状を聞けば、急に水温が上がり力が無くなったとのこと
セルを回すとパスパスエンジンから異音
またガスケットが抜けた?!
これはガスケットの他に原因がありそう。この場で直せないのでオーナー様に現状を説明し残念ですが、トリアージ黒タグ診断です
合流地点に到着、直ぐにマフラーを修理しエンジン掛けると何か変?
たまにアクセルのツキがワンテンポ遅れる
ウーン
プラグ交換してエンジン掛けようと思ったら
デスビのセンターコードがぷら~んとしてる!?
何と端子カバーの中でコードがボソボソに劣化
マルチスパークで火花も強い為か端子も異常な劣化
こんなトラブルがあるかもしれないとMSDプラグコード製作キット一式持って来ていましたのでパパットコードを製作
調子も良くなりひと安心
TR-3を送り出すとFIAT 1200 SPIDER到着
シフトを触ると糖蜜どころか水をかき混ぜる位にシフトがグルグル
うーむ。どうしようかな?