ラ・フェスタ・プリマベラ終了後の近況と作業再開について

ラ・フェスタ・プリマベラが終わってからというもの、押していた仕事に追われる日々が続き、ついに疲れがどっと出てしまい、ダウンしておりました。

ようやく今日から、無理のない範囲で仕事を再開いたします。

先日、発注していた ロータス・ヨーロッパ用の配線一式(画像左)と、FIAT 1100TV用の配線およびハイトルクスターター(画像右、Powerlite製)が無事届きました。



古い車両では、経年劣化で硬化した配線や、無計画に増設された配線によって、接触不良やショートが頻発することがあります。最悪の場合、車両火災に至る危険性も否定できません。

こうしたリスクを回避するため、ハーネス交換は非常に重要なメンテナンスのひとつです。新品のハーネスは決して安くはありませんが、費用対効果は非常に高く、安全性と信頼性の向上につながります。
クラシックカーを長く楽しむためには、必ず実施すべき整備項目だと考えています。
特にクラシックカーラリーイベントに出場する車両においては、安全確保のためにも必須のメンテナンスと言えるでしょう。

ただしその前に、現在工場に入庫中の ジェンセン・ヒーレー と ミジェット1500 の作業を優先して進めてまいります。

今後の整備状況も引き続きブログでご報告していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。